貯蓄の秘訣・障害はどのようなものがある?

  • 2014年6月10日
  • その他

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  1. 貯蓄の秘訣・障害はどのようなものがある?

5. 貯蓄の秘訣・障害はどのようなものがある? 調査結果

  • 銀行通帳をみるのが楽しみだとお金が貯まる?
  • 日頃の貯蓄方法や貯蓄に成功した秘訣は?
  • 節約や貯蓄の妨げになっているもの 「ご褒美消費」20代女性の3割半

全回答者(1,000名)に、現在の貯蓄額について聞いたところ、最も回答の集まった金額帯は「50万円未満」(18.0%)で、以下「50万円~100万円未満」(7.6%)、「100万円~200万円未満」(7.2%)が続きました。また、「わからない・答えたくない」を除いて算出した平均額は354万円でした。
"銀行通帳をみるのが楽しみ"かどうかでみると、楽しみでない層の平均額は237万円、楽しみである層の平均額は499万円となりました。こまめに通帳をみる方は、みるたびにお金が貯まっていくことを実感して、より貯蓄に励むことができるのかもしれません。

現在の貯蓄額(単一回答形式)

それでは、現在貯蓄がある方は、日頃どのような方法で貯蓄をしているのでしょうか。
現在の貯蓄額について、「0円」および「わからない・答えたくない」以外の回答をした方579名に聞いたところ、「余った時に、余った額を貯蓄」(45.1%)との回答が最多となりました。以下、「定期的に、自分で決めた額を貯蓄」(37.5%)、「気が向いた時に貯蓄する」(27.8%)、「財形貯蓄(給与から天引)」(24.7%)、「500円玉貯金のように、特定の硬貨や紙幣を貯めるようにする」(22.3%)と続きました。

日頃どのような方法で貯蓄をしているか(複数回答形式)

  • 対象:現在の貯蓄額について、「0円」および「わからない・答えたくない」以外の回答をした方

さらに、これまでに1年間で貯めた最高の貯蓄額を聞いたところ、最多回答は「50万円未満」で21.5%、次いで「100万円~200万円未満」で15.3%、「50万円~100万円未満」で15.1%と続きました。また、「わからない・答えたくない」を除いて算出した平均額は169万円でした。

これまでに1年間で貯めた最高の貯蓄額(単一回答形式)

1年間で貯めた最高の貯蓄額について、「0円」および「わからない・答えたくない」以外の回答をした方641名に、その年に貯蓄を増やせた秘訣を具体的に聞きました。
「家計簿をつけ無駄を明らかにする。無駄なものに出費しない。」(30代男性)、「給料日に利用用途別に振り分けをして、目的以外に使えないようにした。」(30代男性)といった、定番とも言える方法が中心となりました。その他、「週末にお財布をチェックして500円玉と100円玉があれば必ず貯金していた。」(40代女性)のように、こまめな貯蓄が効いたとの回答や、「生活の全てで節約したが、家族の協力もあった。収入の多い時ほど、節約意識もあったし、子供が小さかったので、教育費があまりかかっていなかった。」(40代女性)のように、家族の協力や子どもの年齢が影響したとの回答も散見されました。

最高年間貯蓄額を貯めた年に、貯蓄を増やせた秘訣

  • 対象:1年間で貯めた最高の貯蓄額について、「0円」および「わからない・答えたくない」以外の回答をした方(自由回答結果より抜粋)

日頃の貯蓄法や、最高年間貯蓄額を貯めた際の秘訣が明らかになりました。では、節約や貯蓄の障害となっているものは何なのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、家計の節約や貯蓄の妨げになっていると思うものを聞いたところ、「出かけたついでにする外食」が3割半(36.1%)で最多回答となりました。以下、「ストレス発散消費」が2割半(26.3%)、「買った食品の消費期限切れ」(22.9%)と「仕事での飲み会」(21.2%)がそれぞれ2割強、「自分へのご褒美消費」(20.9%)が2割で続きました。
性年代別にみると、30代男性は「仕事での飲み会」が3割強(31.2%)となりました。先輩・上司や得意先との付き合いのほか、後輩・部下のためにお金を出すことも多くなりやすい年代ですから、仕事関係の飲み会が貯蓄を妨げる要因になっている方もいるのかもしれません。また、20代女性では「自分へのご褒美出費」が3割半(36.0%)と、他の性年代より高くなりました。

家計の節約や貯蓄の妨げになっていると思うもの(複数回答形式)

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