家族の絆と老後の生活に関する意識調査

  • 2013年11月11日
  • その他

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  1. 親の安否確認で使いたいサービスは?

4. 親の安否確認で使いたいサービスは? 調査結果

  • 離れて暮らす親との連絡手段で使いたい 1位「ケータイ・スマホの通話機能」
  • 親の安否確認で使いたいサービス1位は「センサーによって確認できる見守り・安否確認サービス」
  • 親の安否確認のための通信サービス付き"家電"を5人に1人が使用希望

簡単な親孝行の一つとして、自分の元気な声を親に聞かせたり、親の状況を確認することが挙げられますが、最近では、シニア層のスマホ利用やインターネット利用は拡大傾向にあり、スマホやインターネットを使った親子のコミュニケーションが今後増えていくことも予想されます。
そこで、離れて暮らす親の状況を確認するために使いたいと思う通信・インターネット関連サービスを聞いたところ、親と同居していない789名の回答は、1位「ケータイ・スマホの通話機能」(63.2%)、2位「固定電話の通話機能」(57.5%)と、電話の通話機能が他のサービスを大きく上回り、「ケータイ・スマホの写メール機能」(16.6%)や「ケータイ・スマホのテレビ電話機能」(16.0%)、「Skype(無料通話・テレビ電話機能)」(10.0%)が1割台で続きました。親との連絡では、親の手を煩わせることが少ない、より簡単な方法が好まれるのかもしれません。

また、最近では、離れて暮らす親の状況を確認することができる様々なサービスやそれを可能にする商品が出てきています。
そこで、離れて暮らす親の状況を確認するために使いたいと思う新しいサービスや商品を聞いたところ、親と同居していない789名では、1位は「親の様子をセンサーによって確認できる見守り・安否確認サービス」(30.4%)となり、2位「見守りサービスも行ってくれる食事宅配サービス」(25.0%)、3位「親の利用状況を確認できる通信サービスを備えた"家電"(電気ポットなど)」(21.5%)、4位「親のガスや水道、電気などの利用状況を教えてくれるサービス」(21.4%)、5位「テレビ電話で状況を確認してくれる自治体サービス」(20.5%)でした。ドアの開閉や動作検知などのセンサーを用いたものや、生活インフラ、定期的に使われる家電の利用状況の確認など親のプライバシーを守りながら安否確認ができるサービスが支持を集めました。

離れて暮らす親の状況を確認するために、使いたいと思う通信・インターネット関連サービス(複数回答形式)

  • 対象:自分の親・配偶者の親のどちらとも同居していない人

離れて暮らす親の状況を確認するために、使いたいと思う新しいサービスや商品 (複数回答形式)

  • 対象:自分の親・配偶者の親のどちらとも同居していない人

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  1. 親の安否確認で使いたいサービスは?

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