子どもの絵本と教育に関する調査
- 2013年7月12日
- 育児・教育
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- 読み聞かせしたい絵本とは?未来の絵本はどうなると思う?
4. 読み聞かせしたい絵本とは?未来の絵本はどうなると思う? 調査結果
- パパ・ママが読み聞かせたい絵本 1位「日本のおはなし・物語絵本」、2位「しつけ絵本」
- 小学生のパパ・ママは心配 読み聞かせたいのは「防災絵本」26%、「交通安全絵本」34%
全回答者(1,000名)に対し、今後どのような絵本を見せたり、読み聞かせたりしたいと思うかを聞いたところ、最も多かったのは「日本のおはなし・物語絵本」で52.6%、以下、「しつけ絵本」39.2%、「海外のおはなし・物語絵本」37.5%、「ことばの絵本」35.0%、「みる絵本」、「動物の知識絵本」いずれも34.5%が続きました。
子どもの年齢層別でみると、7歳~9歳(小学1~3年生)の子どものパパ・ママでは、他の年齢層のパパ・ママより、「防災絵本」、「交通安全絵本」と答えた割合が高く、それぞれ26.2%、33.5%となりました。日頃から意識しておくべき防災や交通安全などを、わかりやすい絵本から学ばせたいというパパ・ママの気持ちが見て取れました。
今後、どのような絵本を見せたり、読み聞かせたりしたいと思うか(複数回答形式)
今後、どのような絵本を見せたり、読み聞かせたりしたいと思うか(複数回答形式)
- 絵本アプリは20代パパ・ママの必須アイテムへ?
また、最近ではスマートフォンやタブレット端末で絵本を楽しめる絵本アプリがあります。
そこで、全回答者(1,000名)に対し、今後このようなアプリを使用したいと思うか聞いたところ、利用意向率(「非常に利用したいと思う」と「やや利用したいと思う」の合計)が30.6%と3割となりました。
年代別にみると、若いパパ・ママの方がデジタル絵本に抵抗が無いようで、利用意向率は20代では44.4%となりました。また、スマホやタブレット端末の利用状況別にみると、スマホ利用層やタブレット利用層では利用意向率は高く、スマホ利用層では44.1%、タブレット利用層では46.6%となりました。
スマートフォンやタブレット端末で絵本を楽しめる絵本アプリを今後(も)利用したいと思うか(単一回答形式)
- 購入してみたい未来の絵本 1位「読むたびにストーリーが変化するデジタル絵本」
20代の3人に1人が期待 「絵本の登場人物と会話ができるデジタル絵本」
デジタル絵本の登場によって、将来子どもたちが接する絵本の未来像は限りなく広がっています。
全回答者(1,000名)に、未来の絵本としてどのような絵本を購入してみたいと思うかを聞いたところ、最も多かったのは「読むたびにストーリーが変化するデジタル絵本」で40.4%、以下、「効果音や音楽が流れるデジタル絵本」35.9%、「絵本の中の絵を触ると動かせるデジタル絵本」34.7%、「物語の主人公を自分の子どもに変更できるデジタル絵本」33.6%が続きました。これらの機能が備わった絵本があれば、さらにワクワクしながら絵本を楽しむことができるのかもしれません。
購入してみたい未来の絵本(複数回答形式)
年代別にみると、20代のパパ・ママでは、「自分でストーリーを組み立てられる絵本」36.1%、「絵本の登場人物と会話ができるようなデジタル絵本」34.7%、「匂いを再現できるデジタル絵本」27.8%、「グーグルグラスを利用して絵本の中に入っている感覚が味わえるデジタル絵本」26.4%、「閲読履歴からおすすめを提案してくれるデジタル絵本」23.6%など多くの絵本で他の年代のパパ・ママよりも期待が高くなりましたが、特に他の年代との差が顕著になったのは「AR(拡張現実)で現実世界とリンクするデジタル絵本」27.8%でした。
購入してみたい未来の絵本(複数回答形式)
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